今回は、消費税を納める必要がある人の判定順序を確認します。
内容
消費税を納める必要がある人を納税義務者といいます。
納税義務者は、次の3つを満たす人です。
- 事業者である。
- 国内で取引をしている。
- 商品の販売、資産の貸付け、サービスの提供をしている。
納税義務者は、次の2つに分かれます。
- インボイスの登録を受けている人
- インボイスの登録を受けていない人
インボイスの登録を受けている人
インボイスの登録は申請する必要があります。
インボイスの登録を受けている人を
インボイス発行事業者(適格請求書発行事業者)といいます。
インボイス発行事業者は、消費税を納める必要があります。
消費税を納める必要がある人を課税事業者といいます。
インボイスの登録を受けていない人
インボイスの登録を受けていない人は、
2年前(2期前)の消費税がかかる売上が1000万円以下の場合、
原則として消費税を納める必要がありません。免税事業者といいます。
ただし、特例に該当する人は、
2年前(2期前)の消費税がかかる売上が1000万円以下であっても、
課税事業者となります。
